2021年11月11日木曜日

ミニのラバーコーン

 人気・定番のクラシックカーのミニ(1959-1999)のお話です。

ミニのラバーコーンはだいたい10−15年周期で交換が必要なものです。
いままで十数年間の整備士としての経験の中で、古いラバーコーンを交換しないことで起きる色々な問題を見てきました。

次の写真の左側が新車から交換されたことがなかったであろうRover Mini 1.3iのフロントのラバーコーンで、右側が新品(これはmoulton Long rubber coneで標準+10mm)です。



ラバーコーンが左の状態になるとサスペンションはほとんど機能しなくなり、道路の継ぎ目などを乗り越える時などにミニが飛び跳ねるようになります。
よく「ミニは食後に乗れない」とか「乗せている荷物が跳ねる」などの話を聞きますが、これらは古いまま使われているラバーコーンが原因です。

ラバーコーンの硬さにもよりますが、一般道路で使用するものであれば非常にスムーズです。
もし乗り心地が気になるようでしたら、専門店などでのラバーコーンの点検をお勧めします。

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